最高の声でレコーディングするためには!?
ボイストレーニング
2020.12.25
高校生の生徒様 Mさん
歌い込んできた曲をレコーディングする当日の話です。
発声練習を軽く行ってから、レコーディングに入りました。
高音を出す発声練習の時から、なんだか様子がいつもよりおかしいなと思っていました。
レコーディングに入り、仮録りしてみました。
すると・・・
いつも出ていた高音が掠れてうまく出せません。
いつもなら出る音域ですので、確認してみました。
すると・・・
「昨日、今日のレコーディングの為に4時間カラオケボックスで歌ってきました。」と話してくれました。
Mさんの頑張りとても嬉しかったです!
しかし、高音が出しづらいのはこれが原因でした。
前日に、いつも以上の歌い込みをすると、疲労で翌日声が枯れやすくなります。
これは、言い方を変えると”喉の筋肉痛"と思ってください。
プロでも、ライブパフォーマンスは大体2時間前後です。
ずっと歌い続けても、それくらいが喉のためには限度です。
これは、ライブの時もレコーディングの時も同様の考え方です。
私の場合は、前日は慣らし程度に歌うこととイメトレを大事にして過ごします。
他は、喉を休めることを優先する方が、当日最高のパフォーマンスで歌うことができます。
前日の練習し過ぎに、気をつけてみてくださいね。
そしてMさんは、次回のレッスンでレコーディングすることになりました。
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