コラム

トラウマ(PTSD)と発達障害【ADHD、ASD(自閉スペクトラム症)】の繋がり

ボイトレ×メンタルケアコース

2024.11.27

当方のボイトレ×メンタルケアコースで扱っている主なテーマは、トラウマであり主にはPTSD(心的外傷後ストレス障害)の方です。

 

PTSDとネットで調べると、

 

PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは
生死に関わるような体験や強い衝撃を受けた後に、その体験の記憶が自分の意志とは関係なく思い出され、不安や緊張が高まるなどの症状が現れる精神疾患

 

と記載されていますが、PTSDは他の体験からも発症します。

 

今まで見てきた事例としては、主に成長過程でのストレスの影響で、これを発達性トラウマといいます。

 

発達を阻害するストレスは、以下のようなものがあります。

 

胎児期、出産時の母親のストレス、もしくは出産後、ストレスフルな環境に置かれた
(母親から長く引き離されたなど)
母親から長く引き離されたなど)

 

愛着形成期、主には生後12か月ごろまでの乳児期に育者の安定がなかった
(家庭内での不和、義理の両親との関係、 配偶者との関係、仕事でのストレス、養育者自身の心身の不調など)

 

家庭内での慢性的なストレス
(家庭内での不和・喧嘩。、夫婦喧嘩、両親と祖父母 との喧嘩、親戚との喧嘩、兄弟がなんらかの問題を抱えて家の中で荒れている、家族がアルコールやギャンブル、買い物などの依存症、身体的な虐待、精神的虐待、性的虐待、ネグレクト、経済的な虐待など)

 

機能不全家族の影響
(親が親として機能していない。例えば、親が子どもっぽい振る舞いをする。育児や教育について必要なときに必要な関わりをしない。片方の親や祖父母の愚痴を聞かせる。家族の不和に巻き込む。宗教や特定の思想に傾倒しているなどです。)

 

学校でのいじめ、不登校
(対人関係で受けるストレスも含む)

 

医療に関連するストレス
(大きな 怪我や病気での入院や手術、その他治療など)

 

性暴力、性的なハラスメント
(親戚や身近な人からの性暴力・虐待、性的なハラスメントなど)

 

主には、胎児期か、幼少期のマイナス体験です。

 

このトラウマを持った方は、ADHD、ASD(自閉症スペクトラム障害)などの発達障害の症状と類似症状が見られます。

 

そのため、当方にもADHDやASD(自閉スペクトラム症)などの発達障害と病院で診断を受けた方がお越しになっています。

 

実際、発達障害と診断を受けた方で、長らく”自分には能力もなく他の人とは違う..."と悩んでいた生徒様でしたが、トラウマを軽減させていくごとに、徐々にご自身の能力を仕事で認められるようになった。などの事例もございます。

 

このようなことからも、自分の症状を改善させるためにどこに行ったら良いのか分からない・・・という方は、少なくないです。

 

トラウマがあることで自己コントロール能力を失ってしまう方は、少なくありません。

 

当方が目指しているのは、心身のバランスを整えて、本当のあなたを見つけて自己表現ができるようになることです。

 

上記に記載した、ストレスの影響があると感じた方は、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

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