お子様は、一つ事を続ける事で自分軸が作られる
親御様とお子様へ
2020.8.6
お子様の習いごと、何を目的に通わせていますか?
レッスンを申し込まれる親御様の目的は様々です。
歌が上手くなりたいお子様はことはもちろんのこと、自分の好きなことをやらせて自信をつけさせたい。
これらは習い事をする際、多くの親御さんが望んでいるお子様に対しての願望なのではないでしょうか?
お子様によっては、始めのレッスンの何回かは恥ずかしがったりして心を開いてくれない子がいたり、レッスン中に飽きてしまうような表情や態度を見せる子もいますが、その子がレッスンを継続できるかは初回のレッスン時に大体分かります。
見るポイントは、2つです。
1つ目は、以前から行っている習い事があれば、それがどのくらい続いているのか伺います。
1つのことを長期間続けられるということは、素晴らしいことです!
どのような状況であっても、頑張ってこれたということです。
2つ目は、親御様の内面が安定しているかです。
どうして、子供のことなのに親御様のことが影響するかというと、親御様の精神状態はお子様にうつります。
お子様のことを心配する以前に、例えば夫婦間の問題やご自身の何らかの問題を抱えたりしたまま、内面的に安定しない親御様はお子様に対しても余裕がない為、褒めてあげたりなどの自己肯定感を上げる言葉がけや行動があまり出来なかったり疎かになったり、逆にお子様に対して過度の干渉や期待などに繋がることが多いためです。
どちらにしても、お子様にとってはストレスのかかる環境になりやすいです。
このような状況で育ったお子様は、一時的には頑張ることが出来ても、それが大人になってから自己表現が上手く出来なかったり、依存的になったり、無理をしたり・・・様々な問題を抱えやすくなります。
家庭環境その中でも家族関係は、とても重要です。
習い事の効果を出すならこの辺りをまず整えた上で、お子様が夢を叶えていける場所を作ってあげたいですね!!!
習い事をしているからうちの子は安心!と思っている親御様がいるとしたら、それは違いますよ。
習い事以前に、もし親御様と一緒に話したり過ごしたりする時間があまりないのでしたら、その時間を作ることの方が先決です。
お子様も寂しさをいつも我慢していれば、次第にそのことを言わなくなりますが、それは大人になってから少なからず影響を受ける部分です。
問題を抱えた大人の生徒様の場合は、自分軸を作るレッスンを行っています。
子供から大人まで、経験した感情、その小さな積み重ねこそが、私たちの現在を作っているのです。
<関連記事>
<関連動画>