高音で音程がブレやすい方へ
ボイストレーニング
2020.8.13
20代 プロ志望 T様のレッスン風景です。
レッスンの復習もきちんと行ってこられるT様ですが、1つなかなか解決しない問題があります。
それは、高音時に音程がフラット(音程が半音下がる)しやすいということです。
プロ歌手になるために、この問題を解決させることは必須になります。
発声練習の際に、高音部に行くにつれて毎回フラットしてしまうという方は、まずハミングで出してから発声してみてください。
なぜ、ハミングしてから発声するのか!?というと・・・
ハミングは口の中で響きを作って音が出来ています。
この時、正確な音程を作る際に大切なことは、口の中のどこに響かせて発声するかです。
ハミングをする際に口の中で確実に息が当たった位置に、発声時も意識してその部分に音を当てるようにすると、音程が取りやすくなるのです。
高音がブレる原因は、その他には息のスピードが遅いまたは不安定、息が足りない、声を発する方向が低いすぎるまたは高すぎる・・・などが主な原因として考えられます。
高音で音程がブレやすいという悩みは、よくあることです。
ここでは、まずハミングが出来ることが前提です。
言い方を変えると、ハミングで音が取れない方は、発声しても音程が合っていないはずです。
なぜならハミングは、歌声を作る原形の音だからです。
確実に音程を取りやすくするために、まずはハミングを取り入れてみましょう!
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