COLUMN

コラム

お母さんが明るすぎても、子供は自信がなくなる!?

親御様とお子様へ

2020.10.17

お子様に対して、

 

 

声が小さい・モゴモゴ話す
自分の意見が言えない
自信がない

 

上記の問題を解決させて、自己肯定感を高めて、なんでも挑戦できる子供になってほしい!!!

 

 

そう願って、当校の体験レッスンにお申し込みいただく親御様・お子様は、少なくありません。

 

その際に、引っ込み思案など、上記のようなお悩みのお子様には、意外なお母様像があることをお伝えします。

 

 

※明るく前向きなお母さんを持ったお子様との会話の例です。

間違った対応とは

(例)公園で友達と喧嘩をしてしまった ゆうすけ君。

お子さん(ゆうすけ君)

お子さんの友達(しんじ君)

 

事例1
ゆうすけ君

「お母さん、今日しんじくんと喧嘩しちゃった。」

「しくしく。。。涙。(落ち込んでいる)」

 

お母さん

「また、あんたがしんじくんに嫌なことしたんじゃないの。」

「そんなことで、強い子は泣かないのよ。」

 

事例2
ゆうすけ君

「お母さん、今日しんじくんと喧嘩しちゃった。」

「しくしく。。。涙。(落ち込んでいる)」

 

お母さん

「この前も喧嘩したばかりじゃないの。全く。」

「もうしないのよ。」

 

事例3
ゆうすけ君

「お母さん、今日しんじくんと喧嘩しちゃった。」

「しくしく。。。涙。(落ち込んでいる)」

 

お母さん

「どうして喧嘩しちゃったの。」

 

ゆうすけ君

「だって、僕が乗っていた自転車を勝手に乗ろうとしたんだよ。」

 

お母さん

「そんなのしんじくんに貸してあげないあんたが悪いのよ。」

 

お子さん

「・・・・・。」

 
 

このような会話、お子さんとやりとりしていませんか?

 

事例1〜3のこれらは、一見特別な会話には見えませんよね。

 

でも、分かりますか。

 

どこにも、お子様の意見を聞いてあげている場所がないですよね?

 

このようにして、自分の意見をお母さんに話した時、"受け入れてもらえなかった"、”わかってもらえなかった"、"否定された"という子は、それが心の傷(トラウマ)になってしまう場合があります。

 

この経験をきっかけに、"自分の意見は、正直に話しても聞いてもらえない"それなら言わない方がいい。

 

"言わない方が安心"そんな風に思うようになってしまい、自分の意見を言えなかったり、自分の意見をいうことを恐れるようになってしまう子になりがちです。

 

子供の頃に、このような経験がある方は、大人になってからもそれを引きずる傾向があります。

 

それが、私がよくお話ししている潜在意識とも繋がっています。

 

このような場合、どのようにして対応したら良いか?です。

 

 

良い対応とは

ゆうすけ君

「お母さん、今日しんじくんと喧嘩しちゃった。」

「しくしく。。。涙。(落ち込んでいる)」

 

お母さん

「そうなんだね。どうして喧嘩しちゃったのかな。」

 

ゆうすけ君

「あのね、しんじくんが僕が乗っていた自転車を勝手に乗ろうとしたんだよ。」

「だから、僕がなんで勝手に乗るんだよ!これは僕のだよ!と言ったんだ。」

「そしたら、しんじくんが僕の自転車を倒したんだよ!」

「だから、文句を言ったんだ。それで、喧嘩になったんだ。。。」

 

お母さん

「そうだったんだね。ゆうすけの自転車に勝手に乗ろうとしたから、しんじは怒ったんだね。」

「勝手に人の自転車に乗るのはよくないものね。」

 

ゆうすけ君

「うん!そうだよ!僕は、悪くないんだよ!!!」

「お母さんもそう思うでしょ!?」

 

お母さん

「そうだね。ゆうすけの気持ちはよく分かるよ。」

「きっとしんじ君は、”貸して"と言えなかっただけかもしれないね。」

 

ゆうすけ君

「そうだね!  しんじ君、本当は僕に"貸して"と言いたかったのかもね。」

 

お母さん

「今度は、ゆうすけがしんじくんに”僕の自転車、乗ってもいいよ"と、言ってあげたらどう?」

「ゆうすけの自転車カッコいいもんね。乗ってみたかったんだよ!しんじ君も。」

 

ゆうすけ君

「そうだね!しんじ君とはいつも仲良しなんだよ、お母さん」

「だから、今度は僕から"僕の自転車、乗ってもいいよ! "って言ってみるよ。」

 

お母さん

「ゆうすけ、偉くなったね!」

 

ゆうすけ君

「うん!」

 

 

これは、あくまでもお母さんとお子さんのやりとりの一例になります。

 

この会話の何が重要かというと、お子様の話をよく聞いてあげて、承認するということが大事なポイントです。

 

話の状況を聞いて、承認している部分には、赤線を引いています。

 

明るく前向きなお母さんの間違った対応の場合は、お子様の話をほとんど聞かず、お子様を承認していないです。

 

自分の意見を押し付けて、早く会話を終わらせようともしています。

 

たくさん会話をしなくとも、限られた時間の中でも承認されて育ったお子様は、やはり自己肯定感が高いです。

 

是非、参考にしてくださいね。

 

お母さんの存在って本当に大切です。

 

親御様からこのような対応をされて、大人の方になってからも自信がないという方へは、エネルギー療法により、心の傷(トラウマ)の解消も行っています。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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