コミュニケーション能力を高めたい！そんな風に思っている方が、コロナ禍に入ってから更に増えたのではないか。と思います。

 

そんな時に、コミュニケーションや会話術を学ぶのは良いことですが、その前にやってほしいことがあります。

 

それは、自己解放です。

 

自己解放とは、他人に自分をさらけ出すということ。

もうひとつは、自分に自分をさらけ出す（自己承認）ということです。

 

自己解放ができていない段階でコミュニケーションを取ろうとすると、自分の目的を得るための会話を相手とすることは難しくなります。

 

これは、自分に自信があるかにも繋がっています。

 

他人に自分をさらけ出すことを躊躇してしまうのであれば・・・

→ 他人の目が気になってしまう、それはなぜか？

→根本原因から解決させていく必要があります。

 

自分に自分をさらけ出す（自己承認）ができないのであれば・・・

→自分の評価を下げすぎていないか。(１００点中何点か？）

→なぜその点数なのか？根拠はどこから来るのか？

 

上記のように、コミュニケーションや会話術のみを学んでも、それは外だけ整えただけで、中身が伴っていないため、会話は盛り上がらないはずです。

 

本当に会話が盛り上がるとは、『相手が行動を起こしてくれる。』ということです。

 

『相手が行動を起こしてくれる。』とは、

・約束

・契約　などに結びつくことがほとんどです。

 

状況により、そういう流れにならなくてまたその方と交流を持ちたい場合は、この『行動を起こす』前段階までの段取りを繰り返し行なっていくしかないのです。

 

『相手が行動を起こしてくれる。』ようになるには、いつも私がお伝えしている相手に伝える時の”エネルギー”がとても重要なんです。

 

自己解放とは、この”エネルギー”を高めていくことにも直結していて、"素の心 "になるという意味でもあります。

 

人は、リラックスしていると胸が広がって呼吸が深くなり、頭もスッキリ、体も楽な状態、要は自然（素）の状態ということです。

 

自己解放していると、"自然（素）の状態”になれる。

 

それは、自分の力を発揮できることに直結しているんです。

 

会話は、自分と他者とのキャッチボールです。

 

感情がそこに乗っていないのであれば、ロボットやAIに話しかけている、もしくは話しかけられているのと同じです。（もしかしたら、AIの方が上手い言葉を使って感情を表現してくれるかもしれません。本当に今の技術は人さながらに作られていますからね。）

 

改めて、自分が話したいと思う相手のことを考えた時、そのコミュニケーションを通じて何を得たいのか。

 

何を共有、もしくは与えたいのか。

 

これらを明確にすることで、より有意義な時間にすることができます。

 

自己解放できていれば、きっと今までと違う会話の流れになって、それがより良い結果となっていきますよ。

 

 

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