声が小さいことはマナー違反!改善法と原因
講師の想い
2024.7.19
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声の大きさは相手への配慮
声が小さいことは、マナー違反!?
と言っているボイストレーナーがいました。
当方も、これに賛成です。
なぜだと思いますか?
それは、”相手の状態に声を合わせることがでない”からだと考えています。
声というのは、話している事柄や相手の状態によって変えることができる人こそ、上級者です。
その反対に、声が小さい方は、様々な相手の状況に対応することが難しくなります。
声の大きさが印象を左右する例
例えば、相手がある試験に合格して報告しているのに、小さい声で「そうだったんだね。おめでとう。」と言われて、嬉しいと感じるでしょうか?
一方で、「そうなの!?頑張ってたもんねぇ!凄い!お疲れ様〜!」と言われると、どちらが相手にとって「あなたに報告してよかった」と思ってもらえるでしょうか?
発声の問題により、声が小さいという方の話はここでは割愛します。
この相手に対応することができないという行為は、”気がつかない””気が利かない”ということにもつながります。
声が小さい原因は内面にあり
では、なぜこうなってしまうのでしょうか・・・
これは、内面的な問題が大元になっています。
声が小さい方は、自信の欠如や自己肯定感の低さなどからきています。
その際に、これらの内面的な問題を抱えている方は、話す際にどこにフォーカスが向いているかと言ったら、相手ではなく、自分です。
ここが大の問題です。
自分に自信がない方ほど、自分のことばかり考えているのです。
だからこそ、さらに相手に思いが伝わらないんです。
また、自分のことにフォーカスして完璧にしようとすればするほど、余計に緊張したり、あがったりしてしまい、スムーズに伝えることができなくなってしまいます。
心理的なことで言うと、この悪循環を声が小さい人は繰り返していると言えます。
自信をつけることが第一歩
コミュニケーションは、相手とのやりとりです。
自分しか聞こえない声でモゴモゴ話しているのは、独り言だけで良いのです。
相手に伝わらなければ意味がないですし、伝わらない声で伝えても、双方にとって何もメリットはないです。
コミュニケーション能力がある方というのは、相手にステイト(心の状態)を合わせられる人です。
そう近づけるようになるためには、まずは”自分に自信をつける”取り組みを行うことが、一番重要だと思います。
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