自分の声が嫌いな訳は、心の問題がきっかけ
メンタルトレーニング
2022.7.15
あなたが自分の声が嫌い!という理由はどんなところから来るのでしょうか?
・声が小さい
・モゴモゴしている
・通らない
・声が出てこない など...
主には、上記のようなお悩みが多いのではないかと思います。
では、技術的にこのような声の出し方になってしまう要因を作っているものをお伝えすると、それは・・・
・姿勢
・発声法が悪い
・自分の意見に自信がない、不安
・相手のことを考えすぎる
上記の姿勢と発声法が悪いという方に関しては、姿勢を整えることからはじまり、体の重心をしっかり保つための指導や呼吸法や発声の基礎を定着させることで、解消させることができます。
下記の自分の意見に自信がない、不安、相手のことを考えすぎるという方は、内面的な原因によって声が小さくなったり、モゴモゴしたり、声が通らなくなっているという現状を引き起こしています。
これは、とても単純なことです。
自分の中では、大きな声で思いっきり相手に意見を言おうと思っていても、心の奥底(潜在意識)の部分で、それを行うことを躊躇している、もしくは不安や恐怖に感じている自分がいたとしたら、自然と身体が反応してしまって、思い切り声が出せない。という現状を作ってしまっているのです。
この心の奥底で感じていたマイナス感情は、どこから来るのかというと、過去の経験からくる心の傷やトラウマです。
例えば、Aさんという女性は以前付き合っていた大好きな彼に、自分の気持ちを正直に言ったら、そのまま彼に振られてしまった。。。
そんな経験をしたAさんは、もう自分の意見は正直に言わない方が良いんだ。。。という解釈をしてしまい、自分の意見を正直にいうことをやめてしまいます。
これが、経験からくる心の傷やトラウマです。
恋愛だけでなく、自分の意見を言うことに自信がなくなったり、不安に感じてしまう要因は、幼少期からの両親、兄弟、一緒に住んでいる祖父母などとの関係から作られることがほとんどです。
このように、自分の声というのは、心の奥底(潜在意識)の気持ちと密接な関係があります。
当方では、自分の声を好きになるステップとして、技術以外にも自分の内面を理解しながら気持ちの整理をしやすくする様々なワークを行なっています。
人というのは、自分の声で正直に意見を言うこと、そしてそのような安心できる環境を自分自身で作っていくことから、初めてコミュニケーションが円滑に取れて相手と理解し合うことができます。
また、そこから様々なことが繋がって、理想とする自分の未来が近づいていくはずです。
自分の声が好きになることで作られる未来は、あなたにとって様々な軌跡を起こしてくれるでしょう。
<関連記事>
<関連動画>