過去にいじめや友達とうまくいかないなどが原因で、不登校になっていたお子様を多数見てきました。

 

 

 

 

現在は、過去の生徒様方は学校に行けるようになることはもちろん、自分の意見をきちんちと言えるようになり、そこから本当に自分に合った友達も作れるようになって学校生活を楽しむことができています。

 

そうした中でお子様ばかりに視点が行きがちですが、ここで大切なことは、お子様にとっては絶対的にお母様の存在が重要であるということです。

 

 

お母様自身にチェックしていただきたいことを３つお伝えします。

 

１,毎日を、楽しんでいるか

 

２,体裁だけを整えようとしていないか

 

３,お子様のマイナスな点ばかり見ていないか

 

それでは、１つずつ説明していきますね。

 

 

 １,毎日を楽しんでいるか 

 

これは、お母様自身が日々の生活を楽しんでいるか？ということです。

 

お母様が自分のやりたいことを我慢していたり、過度に何かを心配したり、余裕がなくてピリピリモードになっていたりしませんか？

 

これらは、お子様に言わなくても伝わっていますし、このような親御様に育てられたお子様は、人の顔色を気にしすぎたり、それが原因で自分の気持ちが言えなくなったりする傾向があります。

 

だからこそ、お母様が毎日を楽しんでいる！ということが重要です。

 

お母様が生活を楽しんでいれば、気持ちにも余裕が生まれます。

 

気持ちに余裕が生まれれば、お子様のことにも寛大になれることが増えてきますし、お子様にとってもお母様が笑顔で生き生きしていることで、自分の気持ちをお母さんに正直に言えるようになったりして、本来の自分を表現しやすい環境を作ることができます。

 

 

 ２,体裁だけを整えようとしていないか 

 

お子様にたくさんの習い事をさせている、送り迎えなどきちんと行っている。

 

食事も栄養バランスよく考えている、家事もしっかりやっていつも家の中も綺麗にしている。

 

家族で旅行に行くなど、休日をいつも家族と過ごせるように計画を立てている。

 

これらは、一見すると教育熱心できちんとお子様のことを考えている仲の良い家族であり、お母様に見えます。

 

しかし、これらを行っているのは、周りの〇〇ちゃんもやっているからなどと、近所の子たちとお子様を比べたり、世間的に良い家族に見せたくて義務的に行っているということはないですか？

 

もし、お母様が義務的に行っているのであれば、お子様にもそれは伝わります。

 

１でもお伝えしたお母様が楽しんでいませんし、充実していないですよね！？

 

このような状態だと、結局１のようなお母様の顔色をお子様がいつも伺っている状態になり、１と同じような状況を作り出すことになりかねません。

 

 

 ３,お子様のマイナスな点ばかり見ていないか 

 

これは、いつもお母様がお子様のできない・・・または、やらない・・・などこれらマイナスの視点からばかりでお子様を見ていないかということです。

 

例えば、学校に行く際に忘れ物をしてしまった。

 

ということに対して、

 

お母様「なんで忘れ物したのよ。前の日に確認してないからそういうことになるんでしょ。」

 

このような言い方になっていませんか？

 

それをこのように変えてみてください。

 

お母様「あら、忘れ物しちゃったの。どうしてそうなったのかな？」

 

お子様　「昨日ゲームに熱中して持ち物の確認するの忘れてしまったんだ。」

 

お母様 「そうなんだね。今度、忘れないようにするには、どうしたらいいと思う？」

 

お子様　「前の日に持ち物の確認をする！」

 

お母様　「そうだね。ゲームやる前に持ち物の確認すると忘れないよね。」

 

お子様　「わかった。」

 

お母様　「今日からやってみようね。」

 

お子様　「やるよ。」

 

この会話は一例になりますが、お子様とお母様が対等な関係です。

 

その上、お子様の意思も尊重しています。

 

私たちでさえも、自分の悪いところばかり言われたら嫌ですよね？

 

その人を嫌いになりますし、嫌なところばかり指摘する人の側にはあまり居たくないですよね。

 

大人も子供も同じです。

 

お母様に褒められるだけで、お子様はこの上なく嬉しいし、勇気や自信につながります。

 

 

 不登校で困っているお母様へ 

 

１,毎日を楽しんでいるか

 

２,体裁だけを整えようとしていないか

 

３,お子様のマイナスな点ばかり見ていないか

 

 

お子様の自立には、お母様はじめ、両親との関係が重要です。

 

我が子の未来を信じて、笑顔あふれる優しく、時には厳しいお母様でいらしてください。

 

そのためには、あなた自身が１人で抱え込むことはありません。

 

必要であれば、周りの人たちに助けを求めてもう少し肩の荷を下ろしてみてください。

 

お母様が笑顔になることを、お子様はいつも待っています！

 

 

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