コラム

滑舌を意識するほどスムーズ声が出なくなるワケ

ボイストレーニング

2022.11.5

・自分の声、話し方に自信がない

・声が小さい など

 

これらのお悩みに当てはまる8割程度の方が、滑舌を改善させたいと思われています。

 

 

 

 

その際に、多くの方が滑舌を良くするには、口を大きく開けたら良い。という間違った思い込みがあるのです。

 

上記のイラストの図も、口の開け方としては話声、歌声も含めてここまで大きく動かさなくて大丈夫です。

 

滑舌は、何の音(五十音)かによってもちろん口、唇の形、舌の使い方、舌の位置、息の勢いや向きなどがそれぞれで違います。

 

この滑舌をスムーズにするために、大切なことは息の勢いです。

 

舌を口の中の特定の場所に当てて作る音として、か行、が行、さ行、し行(しゃしゅしょ)、じ行(じゃじゅじょ)、ざ行、た行、だ行、ち行(ちゃちゅちょ)、な行、ひ行(ひゃひゅひょ)、や行、ら行が当たります。

 

これらは、全て舌の当てる位置と子音が重要になってくる音です。

 

子音が上手く発声できないということは、呼気が弱いということです。

 

また、口の開け方を必要以上に大きくしない方が良い理由は、大きく口を開けることで通常時の口の大きさまで戻すのに時間がかかるため、余計に次に発声にした音を出すのが遅くなるからです。

 

これにより、言葉の運びがスムーズでなくなり話し方がゆっくりになってしまいます。

 

印象的にも、自信がない、愚鈍などのように見えてしまう場合があります。

 

滑舌を今よりも良くしたいのであれば、

 

1、口を大きく開けすぎない

 

2、息(呼気)の勢いをつけるようにして発声する

 

これらを意識してみてください。

 

呼気の勢いのつけ方は、丹田呼吸を意識することで、空気が循環しやすくなります。

 

お腹の使い方、発声の基本は、こちらの動画を参考にしてみてください。

 

 

 

 

是非、勢いをつけて、声出ししてみましょう!!!

 

 

 

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