登校拒否だった中学3年生女子 自分軸を見つける
生徒様の変化
2020.9.1
中学3年生女子生徒のHさん
小学3年生の時に、アメリカから帰国子女として日本に帰ってこられ、そこからなかなか学校に馴染むことが出来ずに、行ったり休んだりを繰り返してきました。
ちょうど1年前、当校に来た時も本人は努力していたのですが、行けたり行けなかったりでした。
Hさんのお母様は、お子様に対して非常に理解のある方で、この学校に行けない1年の間、当校の歌のレッスンや他にも絵画を習わせるなど、好きなことをする時間を優先出来るように、Hさんのサポートをされていました。
元々、歌が好きなHさんは、次第に声も出るようになり、どんな曲もさらっと歌えるようになりました。
洋楽も発音がよく、素敵に歌ってくれます。
この辺りからだいぶ自信もついてきました。
学校に行くことを、この1年の間に何度も挑戦してきたのですが、行っては自信をなくしたり、恐くなったりで、本人も様々な葛藤の中で過ごしてきたように見えました。
レッスン時には、「調子どう!?先日のお休みはどうしてたの。」などの普段の話から始まり、少しずつ深い話をしてくれるようになりました。
アメリカの自由に"自己表現していた子供時代から→みんなとうまく合わせて過ごす"という日本の文化に一気に変わった時に、体験した人間関係の辛かったことを、少しずつ話してくれるようになりました。
レッスン時には、このような心の傷(トラウマ)が出てくる度に、エネルギー療法にて解消していきました。
また、コーチングから始まり、脳科学、量子力学、心理学などを用いて、自信をつけるためのレッスン取り入れてきました。
Hさんは、来年から芸術指導にも力を入れている通信制の高校に通うことになりました。
このように、当校では登校拒否やいじめ、健康問題など 特別なお悩みを抱えているお子様・親御様へのキッズ ボイス&メンタルトレーニングコース もご用意しています。
お子様も大人も、自分の得意なことに集中したり、それを発揮する場があるというのは、これからの時代とても重要になってくると思います。
これらの自己表現の積み重ねが自信となり、自己肯定感をあげ、小さな障害にも立ち向かっていくための経験となり、最終的には大きな自信に繋がっていくのではないでしょうか。
過去のプラス経験を増やしていくことは、私たちの目標・夢の実現はもちろん、未来を明るくするための大切なステップにもなります。
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